rewood Living_bird|愛知県名古屋市

リビングから暮らしを見守る“愛でたい”ウッディな鳥たち。

一枚板を再生するなかで生まれる脚材や端材を余すことなく使い、幸せを運ぶ象徴と伝わる“鳥”をモチーフに新たな縁起物として制作したオブジェクト『Living_bird』。温もりのある表情、悠久の時が描く凛とした杢目の美しさは自然が生み出す芸術。自宅はもちろんのこと、初節句や新築祝いなど祝い事の贈り物におすすめです。家族や友達、パートナーと日々くつろぐリビングが幸運のとまり木になることを願っています。


リウッドについて 

古くから「座敷机」の天板として日本中の家庭で親しまれてきた一枚板。文字通り、一本の丸太から切り出す贅沢な材のことで、樹齢200年以上の木々が用いられています。地球の恩恵とも言える資源ですが移りゆく時代とともに生活習慣が変容、和室そのものの減少に伴い今では不要なモノとして廃棄されています。そこで私たち〈rewood〉は、日本各地に眠る座敷机を救出し、現代の暮らしに寄り添う“かたち”へと再度手を加える活動をしています。今ある資源を活用することで乱伐を防止し、豊かな森を守る一助になれば幸いです。


Swallow|燕(ツバメ)

新緑の木々だけでなく軒先でツバメの巣が発見できたら、これほど気持ちのいい門出はないはず。ツバメは外敵から身を守るため適度に人の出入りがあり、巣を守ってくれるやさしい人がいる場所を選ぶと言われています。そのことから「商売繁盛」「家庭円満」など、幸運を運ぶ鳥と伝えられています。そんなツバメをモチーフに制作したこちらは、あらゆる“角”で自立する造りでもあるので、置き場所を持ち主が自由に遊べる余白のある逸品です。


Owl|梟(フクロウ)

太古より人は動物の神秘性や躍動するエネルギーから教訓を得たり、自らの暮らしに取り入れようとさまざまな試みを行なってきました。代表的な動物のひとつが森の賢者と言われ、アイヌや西洋の神話などでも守り神として登場するフクロウ。「福老(豊かに年を重ねる)」「不苦労(難を逃れる)」などを願う象徴として今日まで親しまれています。そんな願いを込め、そっと暮らしを見守ってくれるような愛嬌ある佇まいに仕上げました。


Crane|鶴(ツル)

“鶴は千年”という言葉があるように日本では古くから「長寿」を、さらに夫婦仲がよく生涯連れ添う様子から「夫婦円満」を象徴する生き物として考えられてきたツル。高く響き渡る鳴き声は天にも届く声とされ“天と地をつなぐ動物”と言われるほど神聖な一面も知られています。再生した材を活用しているからこそ、ひとつひとつ異なる色味や杢目。単独で愉しんでもよし、「夫婦鶴」として大切な誰かの結婚祝いやギフトにもぴったりです。

rewood Living_bird TEAMプロデューサー|rewood 水野照久製作|挽物所639 百瀬聡文グラフィックデザイン|judd 清水隆司プロダクトデザイン|sail 中村圭吾